Dr. Mutsuko Takahashi BLOG

ニューヨーク在住、英文学博士・個人投資家の高橋睦子【Mutsuko Takahashi】です。ブログへのご訪問ありがとうございます。

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精神分析学理論

18世紀のセクシュアリティ研究:『ファニー・ヒル 一娼婦の手記』

Mutsuko Takahashi 著 ジョン・クレランドの『ファニー・ヒル 一娼婦の手記』を窃視のテーマをもとに、ラカン的眼差しの精神分析的視点をポストコロニアル的視点に拡張することで二項対立の脱構築を試みる。 はじめに 娼婦の運命の比較 公的と私的の二項対立…

フロイト:喪の作業

Mutsuko Takahashi 著 ハムレットの復讐の遅延に関する記事で、フロイトの「喪の作業」について触れました。 エディプスコンプレックスの文学的応用:『ハムレット』 - Mutsuko Takahashi BLOG また、ヘミングウェイの『武器よさらば』についての記事でも、…

ハムレットの To Be, or Not To Be の解釈

Mutsuko Takahashi 著 以前、ハムレットのセリフ、"To be, or not to be..."について触れたことがありました。こちらです↓ エディプスコンプレックスの文学的応用:『ハムレット』 - Mutsuko Takahashi BLOG ここでは、なるべくわかりやすく、もう少し詳しく…

エディプスコンプレックスの文学的応用:『ハムレット』

Mutsuko Takahashi 著 エディプスコンプレックスを『オイディプス王』に応用した記事はこちらです↓ エディプスコンプレックスの文学的応用:『オイディプス王』 - Mutsuko Takahashi BLOG この記事では、『ハムレット』への応用について書いていきます。 『…

エディプスコンプレックスの文学的応用:『オイディプス王』

Mutsuko Takahashi 著 フロイトのエディプスコンプレックスについて、すでに別記事「フロイトの心理性的発達理論とエディプスコンプレックス」でお話しました。この記事では、エディプスコンプレックスの概念を実際にどうやって文学作品に応用するのかを解説…

フロイト:夢の作業

Mutsuko Takahashi 著 「夢」とは、無意識が意識的領域に侵入したために起こる現象であるということは、こちらの記事でお話しました。↓ フロイトの意識と無意識 - Mutsuko Takahashi BLOG 夢の理論についてはこちらです。↓ フロイトの夢理論 - Mutsuko Takah…

フロイトの夢理論

Mutsuko Takahashi 著 「夢」とは、無意識が意識的領域に侵入したために起こる現象であるということは、こちらの記事でお話しました。↓ フロイトの意識と無意識 - Mutsuko Takahashi BLOG 夢の作業については、こちらでお話しています。↓ フロイト:夢の作業…

フロイトの意識と無意識

Mutsuko Takahashi 著 この記事はフロイト理論についてです。精神分析学理論を文学研究に応用する際に必要な基礎知識の説明です。実際の応用の例は別の記事で書きたいと思います。 この記事では、エディプスコンプレックスを克服した後の幼児の精神的発達段…

フロイトの心理性的発達理論とエディプスコンプレックス

Mutsuko Takahashi 著 私は文学の精神分析を専門としているので、この記事ではジグムント・フロイトの心理性的発達理論とエディプスコンプレックスの概念について説明したいと思います。 ほぼ例外なく、英語圏の人々はフロイトの名前を無声音のシグムントと…

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