Dr. Mutsuko Takahashi BLOG

ニューヨーク在住、英文学博士・個人投資家の高橋睦子【Mutsuko Takahashi】です。ブログへのご訪問ありがとうございます。

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留学について

「留学」のカテゴリーでは、アメリカ留学について書きます。「留学」といっても、私の場合は学生ビザによる留学ではなく、研究者としてアメリカに渡米して永住権も取得していますので、一般の学生の留学とは条件が異なります。正確に言うと私は留学生ではなく、アメリカの現地の大学院生という扱いです。そのため、普通の留学の手続きに関する情報は提供していません。


 

ただし、アメリカの大学院に入学する際に、私も留学生が必ず受けるTOEFLテストを受験しました。なぜならば、渡米する前の教育は日本で受けていたからです。例えば、アメリカの大学を出て、アメリカの大学院に進む場合は、最初にアメリカの大学に入学する際にTOEFLが必要ですが、大学院に入る際にはTOEFLは不要です。また、大学院から留学する場合は、修士課程に入学する際にTOEFLが必要で、博士課程に進む際にはTOEFLは不要です。つまり、前に卒業したのがアメリカの学校ならば、TOEFLは必要ないということになります。

 

ちなみに、日本で修士課程を修了していても、または博士課程を修了していてさえも、アメリカの大学院に入学する際は、修士課程からやり直さなくてはなりません。大学留学の場合は、日本 (アメリカ国外) での単位が認められますが、大学院留学の場合は日本 (アメリカ国外) での単位は認められませんので、博士課程修了者も修士課程からやり直しです。

 

私の場合は、アメリカの大学院の英文学科への入学だったこともあり、高いTOEFLスコアが要求されました。過ぎてしまえば、何てこともなかったですが、当時は一生懸命TOEFLの勉強をして、短期間でスコアを飛躍的に伸ばせるように努力した経験者なので、勉強方法、有益な情報、経験談などをシェアしていきたいと思います。

 

ちなみに、アメリカの大学院への入学にはGREというテストも必須です。TOEFLのようにノンネイティブ用のテストとは違って、GREは英語ネイティブのアメリカ人大学院志願者用としてデザインされているため、かなりレベルの高いテストです。数学は、日本人の学生には大したことないです。中学と高校1年生レベルの数学がわかれば大丈夫。高校2-3年生で習うような微分積分とかは出ません。難しいのは英単語です。アメリカ人でも知らない単語ばかりが出てきます。GREに関しては、また別の機会に書きたいと思います。

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