TOEFLスコアの国別ランキングとかを見ると、まあ見なくても想像はつくかと思うのですが、日本人のスコアは世界的に見て低いことがわかります。でも、それにはちゃんとした理由があるので、気にする必要はありません。
とはいえ、最終的には高得点を取らなきゃならないですよね。一体どうしたら良いのでしょうか!?
応援する気持ちが高まってくるとちょっと厳しいことも言うかもしれませんが頑張れば必ず結果が出ることなので、あきらめてほしくないのです!
なぜ日本人のTOEFLスコアは低いの!?
日本は高い経済水準を誇る先進国です。いくら世の中が不景気だとは言っても、世界的に見て、日本はとても豊かです。そのため、TOEFLを受ける日本人たちは、留学しようと思っている人から試しに受けてみようかなくらいの気軽な人までいます。
受験料も値上がりしているといっても、日本人の一般的な経済状況の人ならば、それほど大した金額でもありません。
つまり日本人の個人の経済状況的には受けようと思えば誰でも受けれる試験なわけです。
一方、TOEFLで高スコアを誇る他国の状況に目を向けてみると、「留学しよう」と考える時点で、エリートです。TOEFLを受けるに至るような人々の経済状況は富裕層で幼少のころから英才教育を受けてきた人達か、さもなければ、よほど優秀で奨学金がもらえるような人です。
つまり、日本人は誰でも受けてるのに対して、他国はエリートが大部分を占めていますので、日本人のスコアが低いのは当然の結果と言えます。
じゃあ、どうすれば良いの!?
気にしないで、どんどん受験しましょう!日本人のTOEFLスコアの低さを取り上げて、遺憾である的なことを言う人達がいます。そのような見方は、社会経済的背景を考慮していません。周囲の雑音は徹底的に無視しましょう。
だからと言って、「そうか当たり前なのか」と勉強を怠ってしまうと、高得点につながりませんので、TOEFL対策は短期集中的な勉強が不可欠です。
TOEFLの勉強方法
TOEFLに関しては、短期集中に限ります。「研究」などの場合、長期戦ですが、TOEFLは違います。「研究」の場合は、毎日の少しずつの積み重ねが大きな結果につながります。
毎日読書をする人と、全然読書をしない人とでは、5年後には雲泥の差が出ます。毎日読書をする人はわかると思いますが、目覚ましく成長して、5年前の自分とはまったく別人になっていますよね。
このように、「研究」やその他の一般的な勉強は長期戦です。ところが、TOEFLは違います。短期戦です。
そもそも、「将来留学したいな」って思ってから毎日少しずつ勉強して、5年後に結果が出たとしても、5年後の将来というのはずいぶん先のことですし、本来の目標は、海外の大学や大学院に入ることなのに、TOEFLで高得点を取ることがいつしか目標になってずいぶん長い間準備期間にかかるようでは無駄なことです。
どれくらいの期間勉強すれば良いの!?
具体的には3か月です。3か月でTOEFLの勉強を完了しましょう。主な理由は二つ。
まず一つ目は、目標は大学・大学院への入学であり、TOEFLは通過点でしかありません。ただの通過点に多くの時間を費やしてはいけません。
次に二つ目の理由は、人間は長期集中は難しいです。何よりも優先してがむしゃらに何かに取り組む場合、どれくらいの期間ならば速度を下げずに頑張れますか!?私は3か月が妥当だと思うのです。
3か月が勝負で、それが終わればこのTOEFLの勉強から解放されると思えば、何とか3か月くらいなら、がむしゃらに集中できるはずです。
周囲の理解を得よう!
スピーキングの練習などは、声を控えめにしていては話になりません。家族や同居人がいるならば、「私が独り言をいっていても、それは気がおかしくなったわけではなくてスピーキングの練習なので無視してください」とあらかじめ伝えておきます。
また3か月間という短期集中のため、最初に友達や家族に伝えておくことで理解が得られて勉強がしやすくなります。友達から誘いが来ても来なくても、来るかもしれないと考えるだけでも負担です。そのため、あらかじめ友達や家族に「3か月間勉強に集中したいから、誰からの誘いにも応じませんが心配しないでください」と伝えておくとよいと思います。
とにかく、それくらいの気持ちで、周りからの雑音をすべてシャットアウトしてがむしゃらに勉強すれば、3か月で高得点は可能です。
大事なことですが、もし悩みがあるのならば、3か月のTOEFL勉強集中期間に入る前にすべて解決しておきましょう。障害になりそうなものは、すべて切り捨てる勇気も必要です。身辺整理をしてクリアな状態になってから、3か月の短期集中に突入しましょう!